ハニカム活性炭

ハニカム状活性炭は、活性炭の持つ吸着脱臭能力を損なわないハニカム構造体であり母材そのものが活性炭のため、紙、セラミックスに活性炭をコーテイングしたものに比べ、耐久性に優れています。原料はヤシ殻活性炭をハニカム形状に成形しバインダーで固め焼成処理した高機能型特殊添着脱臭剤です。

特徴

1. ガスとの接触効率が高い

単位体積当たりの外表面積が大きいため、被吸着物質との接触効率がよく、ガス流速が大きい場合においても充分な吸着脱臭効果が得られます。(外部表面積は粒状活性炭の4倍)

2. 圧力損失が小さい

圧力損失が極めて小さいため、大風量のガスを処理する場合でも大型の送風機を設置する必要がなく、設置スペースやランニングコストの削減が図れます。また、ミスト、ダストなどによる目詰まりが起こりにくくなっています。(粒状活性炭の1/10 )

3. ハンドリングが容易

粒状活性炭に比べ取扱いが容易で、交換作業にも手間がかかりません。

4. 耐熱・耐水・耐薬品性に優れる

高品質の活性炭から成形されているため、耐熱・耐水性に優れ、酸・アルカリ等の薬品にも耐性を持っています。